【第12回】コッチー事務局長のS耐挑戦記

スーパー耐久富士24時間 Vol.002

いよいよ決勝スタートの時刻が迫ってきた!

スタートドライバーは砂子塾長→木下アニキ→大井貴之さん→ジャーナリストの山田さん→俺の順。(何度も書くがメンバーが豪華過ぎて吐きそうw)

自分が乗車する頃には日が暮れてナイトセッションからスタートとなる。実は夜間走行は前回の合同テストで2周したのみ。経験不足を補う為の作戦があった。

夜間走行は2スティントを担当の為、初回はまず慣れる事を最優先とし、ペースをコントロールするのは2回目から。予め想定していた。

だがしかし…予定通りに行かないから人生は面白いw

様々な車種が入り乱れているS耐はトラフィック対処が重要で、巡り合わせが悪いとどうしても渋滞に引っ掛かってしまう。

その時、事件が起きた。

前車をアウト側から追い越してステアする前に【ドカッ】と音がした。右リアから押し出される形でコースアウトとなってしまう…幸いマシンは何のトラブルもなくコースに復帰した。

コース復帰する際、マシンに振動やトラブルが出ていないか心配しながらの数周は生きた心地がしなかった。

夜間走行を終えて思ったのは、やはり夜間走行は経験値で埋められるなと。

1本目は後方の距離感が掴めず自らのドライビングのリズムに乗せれず苦戦した感が否めない。

しかし2本目は初回で慣れて(吹っ切れた?)後方との距離感や見えないものに対する恐怖が 和らいでいった。

そのため自分の運転リズムやタイミングが取れて 徐々に乗れるようになってきた。

実はこの時、走りながら…

『そうだ!富士スポ走の夜間枠を走り込もう!』と思いながら走行していた。

人の倍走らないと上達しない自分へのセルフプロデュース向上が何とも皮肉な感じもする(汗)

夜明けからチェッカーまで編へと続く