MINI Challenge JAPAN クーパーSクラス優勝までの軌跡【Day2】

土曜日は予選のみのスケジュールと朝はのんびりなスタートとなる。
とは言え、メカニック&ドライバーの希望で早めにサーキット入りして準備と確認をしたいと自主的に集合を早めた。段取りの重要性が浸透してきた嬉しい瞬間でもある(早起きになってしまったとも言えるw)

クーパーSクラスは予選、決勝を通して4本のタイヤしか使えないルール。
予選で走り過ぎると決勝を自ら犠牲にしてしまう。しかし予選の順位も重要と悩ましいところ。

石井と僕との決め事で予選アタックは2Lapのみ

それ以上はタイヤを消耗させるだけで無意味だから走らない。燃料もそれしか走れない残量にセットとレーシングチームらしい戦法が取れるようになってきた。

予選開始直後、混雑を避ける為、タイミングをずらして1台のみでコースイン。
ブレーキとタイヤを温めてアタックに入る。

先にタイムアタックに入っていたライバル勢はタイムが記録され始めたが、想定よりタイムが伸びていないように自分には見えた。
石井には『他車はタイムが伸び悩んでいるから冷静に丁寧に走れば上位狙えるぞ』と無線を入れてから黙ってモニターを見る。

すると【1’44”546】と2番手タイムとまずまずのタイム。自身のベストタイム更新とタイヤも使わず省エネ且つ効率良い予選をまとめてきた。成長してきたなーとしみじみ想う事務局長(笑)

予選残り5分前に『ポールポジション狙いに1Lapのみアタックする?』と石井に聞いたところ、

「タイヤを温存したいから終わりにします」と決勝を見据えた判断。

どうやらポールポジション賞があるのを忘れていたらしく、石井は若干後悔していたのは内緒である(笑)

Day3に続く