【体験談】砂子塾ッ!「SUGO遠征レッスン!」に参加しました。[後半]

TVC・砂子塾生
ヒデキ還暦 様

【砂子塾・TVC歴】砂子塾、TVC共に2022年の5月に初参加で約半年。
砂子塾:概ね月1回程度開催されていて、これまで7回参加。
TVC:概ね週1ペースで通っており、継続中。現状50走行枠くらい。

  

自己紹介

還暦直前サラリーマン、モータースポーツ歴 約12年
車はこの12年間、マツダロードスター(NB)です。
サーキットは富士ショート、筑波1000、から始まり筑波2000を経て現在はFSWをメイン(というかFSWだけ)
2018年より富士チャンピオンレース(ロードスターカップ)に参戦
所謂サラリーマン、サンデーレーサーです。

前編はこちら♪

11月12日 FSWにて富士チャンピオンレース ロードスターカップ最終戦に参加してきました。

結果発表! 。。。。 前回に続き5位入賞!

なんだ、5位かよ。 と言わないで(笑)
この5年間、下位グループが定位置でしたが、砂子塾/TVCで特訓後2戦連続で入賞!
一時的ではありますが上位の方ともバトルできました。
前回のレース以上の手応えと、スキルアップを実感しました。
何よりも、レースの結果として現れていますから!

砂子塾/TVC効果すげーぞ!

結果報告だけのつもりでしたが、色々書きたくなってきたぞ。(笑)

★躍進(と言わせて(笑))の理由

この半年の砂子塾/TVC特訓を通し、
多くの自分の欠点を指摘頂き、自覚し、修正に努めてまいりました。

・ステア持ち方おかしい
・視線近い
・視点の固定、一点凝視
・無意味なソーイング
・余計なステアで姿勢を乱す
・操作が連続的でない、ガチャガチャ(はいブレーキ、はい次にステア、はい次アクセルオンみたいな)
・アクセルその他ペダル操作がラフ
・急ハンドル
・シフトミス 多し
・減速しすぎ→ブレーキ早離し→F荷重無し→アンダー→出口オフ
・アクセル早踏みによるアンダー からの出口オフ
・かと思えば曲がり終えていて、アクセル全開出来る状態にあるのに踏んでない、踏めない
・減速しすぎ、タイヤ余ってる
・無意味な繰り返し操作→固着
・根拠のない操作、無意識操作。何故そうした? あれ?何でだろう?
↑ それにしても沢山あるなぁ

完治している症状は皆無ですが、全く改善していない症状も皆無でございます。
入賞出来た直近のレースを振り返ると、以下2点が大きいと考えます。

①アクセルを踏めるのに踏んでない状態(オーバーステアの潜在的恐怖心)
→以前より踏めるようになった
②F荷重不足によるアンダー
→タイヤ、F荷重を意識するようになり、しっかり曲げ終えるてからアクセルオンするように(以前よりは)なった

そして、それが出来るようになった理由は

①の出口オーバー云々については、
砂子塾での
・定常円等のスロットルコントロール訓練、
・オーバルで積極的にオーバーを出してのカウンター当て戻し訓練
・TVCでの高速域でのオーバー対処訓練

によって、オーバーに対する恐怖心が軽減され
各コーナー出口での全開ポイントが早くなった事、100Rで明らかに以前より踏めるようになった事。

②F荷重不足によるアンダーについては、
・低μ路であっても適切なF荷重があるとグイグイ曲がる
・F荷重ないとドアンダー
・ブレーキ強すぎ、切りすぎもドアンダー
・タイヤをきちんと感じないとドアンダーである事を

砂子塾&TVCで繰り返し体感し、荷重と車の挙動を意識するようになった。
(出来るようになった、と言わないところがミソ(笑))
それにより以前よりアンダーを出さなくなり、
結果、早く曲げ終える→早くアクセルを踏める方向に改善した。

という事だと分析しています。

しかし、砂子塾/TVCを通じ学んだ中で最大のポイントは、上記のような技術的な事よりも(技術も大事です)

〇自分の(悪い)操作をを自覚するようになった事。
さらに
〇その修正を走りながらやれるようになった事。
です!!

すみません、嘘つきました。
走りながらの修正は、まだ殆ど出来ていないのですが、修正しようとする意識を持つようになった事、は本当です。

砂子塾に来る前、これまでの自分を振り返ると成績やタイムが伸び悩んでいる=運転が固着している、という事であり、自分の癖、欠点、悪い操作を自覚していなかった。

具体的にどこが悪いかを理解し、それに対して具体的に何かを変えようとしていなかった。
なのだと理解しています。

変えようとしなければ変わるわけがありません。

無論、練習しているときは、そうは思ってはいませんでした。
一応、自分なりに分析し、色々アプローチを変えてみたりしていたつもりだったのです。
ドライビング技術の本や、車の挙動のメカニズムの本なども読んで、理解しているつもりだったのです。
しかし、正しい評価基準と修正ルーチンの脳になっていなかったため、結果として漫然運転、只周回しているだけになっていたのだと思います。

ルーチンとは
今のコーナリングが
①成功だったのか? 失敗だったのか? ジャッジ
②何故上手く行かなかったか? 分析
③次はどうする?具体的に。 プラン
④実行 実行
⑤ ①に戻る

ドライビングスキルや、コース攻略法にばかり目が行きがちですが、重要なのは上記ルーチンが脳内で出来るようになることです。

何か偉そうに聞こえますね、
正直に告白しますと、今回のレースの前日練習で3本走ったのですが、1本目、2本目と思ったように走れず、タイムもトップと3秒近い差があるという絶望的な状況でした。

LINEで塾長に「アンダーで上手く走れない、云々」旨報告したところ

「何故アンダーか?」
「これまでやってきたこと、よく思い出して」
との返信が。

レース前の緊張のせいか、これまで学んだことがすっ飛んでいたようです。
「そうだ、何を勉強してきたんだ、俺!」
全然ルーチンが出来ていなかったのです。

ここで冷静になり、フロント荷重、タイヤを感じる事を意識して3本目を走ったところ、トップとの差も3秒あったのが1秒未満になり絶望から希望に替わりました(笑)

翌日、本番レースでの予選も落ち着いて走ることが出来、結果につながりました。
5位だけど。

長文になってしまいました。
この半年の私の体験談ですが、私のような方は多分大勢いらっしゃると思います。そして、大概の方はそれに気づいていないと思います。

走りで伸び悩んでいる方、これからサーキットやスポーツ走行をしようと思われる方。
そしてこの長文を読んでくれた貴方は間違いなく運転が上手くなりたい人ですね!

私のような10年がかりの超遠回りをしない為、是非砂子塾を体験される事をお勧めします。
一人で走って速くなる人は、一部の天才系のみと思われます。
塾長みたいな。
早いうちに基礎を固めてしまえば後が楽ですよ。

そして砂子塾で見かける事があったら、気軽にお声がけください。
シルバー、GTウィング付き NBロードスターです。
「体験談読みましたよ〜」等々、初めて話かけてくれた人には缶ジュース、缶コーヒーを奢ります。(笑)
知ってる人はダメですよ!
教える事はできませんが、失敗談には事欠きませんから、、

では!

砂子塾長の事ご存じない方、ちょっと紹介

 ・色黒のマッチョオジサン
 ・声デカい、単純明快にドライブ理論説明してくれる
 ・こちらはお金払っているお客さんだが、決してヨイショしない(笑)
 ・だから褒められた時はお世辞ではなく、喜んでよい

コッチー事務局長

全てを切り盛りしている、レーサー兼事務局長
 ・スリムなイケメン
 ・どこがどうダメで、何を注意したらよいか、細かく具体的に教えてくれます
 ・言う通りにすると必ずよくなります。
 ・わかるかなぁ?というこちらのボケを必ず拾って突っ込んでくれます

【砂子塾、未経験の方】

砂子塾とは

・正しい理論を理解し、沢山走って(マイルを稼ぐ)基礎が身に着つくところ。

・速く車を走らせる為に必要な脳を鍛えてくれる(これが重要、詳細は砂子塾で)

・笑いながら上手くなる「クリップ手前最大舵角」という幻聴がいずれ聞こえるようになる

これを読んでいる貴方、上手くなりたいですよね?
全然敷居は高くないので、試しに遊びに行きましょう!
後悔するとしたら、何で早く来なかったのか? という事だけですよ!

砂子塾で会いましょう!


【砂子塾長からのコメント】

実は昨日の晩もTVCで富士チャンのオンボードを解析しました。
めっちゃ良くなってる~
トップグループはもう目の前!一番、当の本人が自覚してるはず!
[表彰台が見えてきたぜよ~]
レースやサーキットは数字や順位で成長がハッキリします。Nさんのコツコツ積み重ねが結果に!マジ俺も嬉しいです!
TVCでもイマイチ伸びない… そんな日はいくらでもあります。
そんな日も成長のタメの、覚醒のタメのステップ!
と、言い続けます。必ず、結果は出ると。来季の表彰台を楽しみに!


【東風谷事務局長からのコメント】

S耐富士24Hのサポートレースで開催されたロードスターレースのグリットへ応援に行ったのが半年前。
その時の印象は「ドライビングが上手くなりたい!」オーラが凄かったのを今でも覚えています。
そこから毎月毎週砂子塾+TVCへ。
最初は定常円が全く出来ず苦戦していましたが、僕が『定常円旋回が出来ればクラッシュリスクが低減しますよ』と言ったら、車酔いするほど旋回していました(苦笑)
そのくらい真剣でしたね。
自分の癖を発見し修正出来たのも上達の近道だったと思います。
レース初優勝の吉報をお待ちしています!