【体験談】砂子塾ッ!鈴鹿遠征レッスン!参加者塾生レポート( ^ω^ )

TVC・砂子塾生
H 様
車両:BMW F87 M2C
砂子歴:4ヶ月 鈴鹿2回目走行

  

私の鈴鹿サーキットでの走行は今回で2回目となります。

初の鈴鹿サーキット体験はやはり昨年末の砂子塾企画である「鈴鹿サーキットツアー」で事務局長の東風谷さんのもと、憧れの鈴鹿サーキット走行でした。

一通りの走行レクチャーは教わったものの、

国際サーキットはそんな甘いものではありません!

覚悟はしていましたが…

いざコースへ出ると、どこでブレーキを踏めば良いのか?各コーナーのクリップは一体何処なのか?進入速度はそもそもどの程度なのか?

???が頭の中で渦巻き、全ての直線とコーナーでギッタンバッコン走行となり、踏ん張れば踏ん張る程に砂子塾の方針である

「ノークラッシュで上達しタイムアップする」

というサーキットを楽しく、速く走りたい!の教えから遠のいていく自分の運転技術と運転偏差値に我ながら落ち込みました。

そして技術と偏差値の改善にと砂子塾での富士スピードウェイの駐車場での練習へと進み、早々と2回目の鈴鹿サーキットのチャンスが来ました。

 

初鈴鹿の後は富士P2で基礎から練習!

事務局長の東風谷さんからの【引っ張り走行】しますよとの嬉しい言葉があり、一つ返事でお願いしました。

曇りの中でも寒すぎず、路面もドライな良いコンディションの1枠目30分走行。走行台数も15台程度と最高なコース状況での東風谷事務局長との引っ張り走行、通称「カルガモ走行」の始まりです。

例の親ガモの後を小ガモが健気に追い掛けるアレです。

計10周もの間、親ガモ(東風谷プロ)のレコードラインを小ガモ(塾生)はトレースして、ブレーキポイントの確認、コーナーへの進入速度、最大舵角とクリップの関係、トラクションとアクセルの感覚を自分の身体で感じながら周回を重ねて行きました。

ミラーで後方の私のペースを確認してくれている東風谷さんのペースが1周2秒くらい正確に計った様に上がっていき、7周目には自身のベストタイムを知らない間に更新していました!

それも以前の様なギッタンバッタン走行では全く無く、あたかも楽しくドライブしているかの様にスマートなライン取りで1周5.8kmを10周。

あっという間に時間は過ぎてピットに戻った私の一言「東風谷さん!これ最高に良いカモ!」←カルガモだけにw

そして復習タイムの2枠目は単独走行で1枠目に身体に叩き込んだ感覚が消えぬ内にピットアウト。

アウト前に東風谷さんから「タイムは気にせずにさっきの感覚を再度、身体に」を教訓に計6周走行しました。途中、雨が降って来たので無理せずに今回の砂子塾での走行は終了。

その後、ピットでのパソコン上で親ガモと小ガモの走行をデーターロガー解析した可視化された画像で比較検証をしながら東風谷さんの解りやすい指導を貰い、今回の小ガモの走行の弱点が判明しました。

小ガモの成長は今後もまだまだ続きますが、次回の課題はデグナー2の立ち上がり走行ラインと最終コーナーでの内側ラインの修正を念頭に今回身体に覚えた走行をリプレイして安全にサーキットを楽しく、速く走りたいと思います。

修正箇所が明確になり、今後の練習メニューも立て易く、非常に効率の良い練習ツアーでした!

 

走行後のデータ解析で課題が明確に!

次は富士スピードウェイで【引っ張り走行】をお願いします!


【東風谷事務局長コメント】
鈴鹿を走りたい!との要望を受けていざ鈴鹿へ。
しかし初回はハイリスクな鈴鹿を痛感し楽しいより怖いがHさんの印象だったようです。その後、富士P2限界超えトレーニングでカウンターステアの精度を高めて鈴鹿へリベンジとなりました。
タイムを追い求め過ぎてドライビングが雑になりがちでしたので、私が前を走りラインやブレーキング等の一連のリズムを身体に叩き込み「スムーズ」なドライビングをレクチャーしました。すると簡単にタイムが更新し今まで雑な運転をしていたのかと気が付いたそうです。
また鈴鹿再挑戦しスムーズドライビングの実践をしましょう!