【体験談】砂子塾 レンタカープラン体験記!

マイカー以外での参加も「アリ」と思えるレンタカー!

TVC・砂子塾生
H 様
砂子塾歴:2023年1月初参加。
TVC歴:体験1回 

 

「砂子塾でのレンタルマシン体験談を忌憚なき内容で」と東風谷事務局長からご依頼があり、拙いドライビングと文章により甚だ僭越ながら記させて頂きます。

これまで私が体験したレンタル車両は、VITA01と、トヨタ86(ZN6)の2車種で、合計4回のレッスンを受講しております。

内訳は、VITA01で3回、トヨタ86(ZN6)が1回です。

ちなみに、マイカー参加(991.2のカレラで2023年1月から参加しています)回数も、奇しくも同じ4回参加となっておりました。

浅学丸出しの主観100パーセントでお伝えしますと、このレンタルマシンでのレッスンが最高でして、もはやマイカー参加は選択肢2番目というのが率直なところです。

手軽で奥深い一日というのがレンタル車両でのレッスン参加です。

VITAもトヨタ86(ZN6)も、カリカリの先鋭的マシンではなく入門カテゴリーとしてのですが、やはりそこはレーシングマシンです。

クルマ雑誌のインプレッションの様な言い方をするならば「雑味がない」といいましょうか、無駄な挙動がありません。

レースドライビングが前提のクルマですから、リニアリティが素晴らしく、良くも悪くも教科書とおりにしか動きません(耳学問のレベルですが、はい)。

失敗も成功も非常に高い純度で体感するといいますか、打てば響くといったところです。

決まった時には「おぉ!これが荷重コントロールで曲げるというやつか」となりますし、上手く行かない時は「うわ~〇〇が遅れたからかぁ」と痛感します。とにかくお伝えしたいのは、曖昧さが無く、明確なフィードバックを常に得られるという点です。

プロのメカニックが終日サポートは心強い

少なくとも私にとっては、ドライビングを学ぶ上でこれ以上の教材はないと考えています。

操作に対するダイレクト感、リニアリティがレッスン内容をより濃密とするように感じられ、率先して私はレンタル車両をお願いするようになりました。

伺ったところでは、レンタル車両のVITA01はパークトレーニング用のセッティングをしてあるらしく、その辺も大いに利いているのかも知れません。

「何しろ気持ち良い」というのが率直なところでして、特にVITA01は乗って帰りたい位に毎回感じています。

タイヤの摩耗や、簡易としても参加にあたるクルマのメンテナンスに気を回すことなく、給油や洗車すら必要ありません。

課題に集中し、気持ちいいドライビングだけを追求できます。しかしながら、良いことずくめかというと割り切りが必要な点もあります。

これはVITA01に限ってですが。

それはシングルシーターなので同乗走行が出来ない点です。

塾長のお手本走行を目に焼き付ける!

当たり前のことですが。

東風谷事務局長からは「忌憚のないレポートを」という事ですので、その点についても率直にお伝えしたいと思います。

同乗走行、逆同乗走行での「ほら、こんな風にね」「お~なるほど」という、砂子塾トレーニング特色の一つ、リアルタイムでのレクチャーが抑えられてしまいます。

砂子塾長・東風谷事務局長、ゲストインストラクターの方々に目前でハンドルを握って頂き、お手本を目の前で示され、アドバイスを得られるという利点のスポイルです。

インストラクターの方々が自身のマイカーに対して決めるドライビングポジション、ハンドル・レバー・ペダル等へ手足の掛け方、様々なタイミングの取り方など、同乗走行ならば仔細に渡って観察が可能ですが、当然ながらVITA01では不可能です。

割り切りが必要なのはこの点です。

但し、VITA01の走行には専属のメカニックが終日サポートがあり、レーシングカーの走らせ方をその方の技量に合わせてアドバイスが聞けるのがマイカーとは違う砂子塾レッスンかも知れません。もちろん砂子塾長も東風谷事務局長もお手本走行を見せて下さいます、ご安心ください。

この点どうか誤解などありませんように。

なお、トヨタ86(ZN6)のレンタルでは、これら点は全く問題となりません、大丈夫です。

当然ながら、バッチリお手本、アドバイス、同乗・逆同乗で運転中にお話を伺うことが出来ますし、レンタル車両の練習し易いセッティング(内圧やダンパー等)についてまでレクチャー頂けます。

しかも金額的にVITA01より安価ですし、車両確保もし易いようですから、この利点もあります。
(私は気にならないのですが、あとは冷暖房の有無を皆さん仰られます、VITA01と比較した場合として)

完全に宣伝のようになってしまいますが、砂子塾にご参加されるならば一度はレンタル車両でのレッスン受講がお薦めです。

クルマからのダイレクトなフィードバックで、日頃と角度を変えた練習機会として学びを得られること請け合いです。

初めての方ならば、とりあえず集合日時までの車両メンテンナンスなど、全く気遣いなく参加が出来ます。

楽しいというより、面白いといいましょうか。

下段の意味合いとは一部逆さになってしまいますが、最近は一日の最後に「もう終わっちゃうのか」とボヤいております。

いやほんと、VITAは気持ち良くってですね。

少しレンタル車両に関するところから逸れますが、タイムスケジュール通りに走っていますと、1日で100km近くの距離を走るのも砂子塾の特徴かと思います。

いくら富士の広大な駐車場とはいえ、駐車場の中で100kmの距離ですから、一日で相当な経験を積むことになります。
(ちなみにカレラでレッスン中の燃費を計測してみましたら、1.9km/l前後だったことがあります)

そもそも私は、初めてポルシェを買ってはみたものの「どうブレーキリリースしても、話しに聞くようには上手く曲がるように思えない・・・」といった思いから砂子塾に参加しました。

昔からスポーツカーを乗り継いできたわけもでも無く、自動車でサーキット走行の経験があるわけでもありませんから、当然といえば当然ですが。

耳学問を色々と試そうにも、いきなりサーキットで練習というのは、どう見ても危なそうに思えましたし、クルマの傷みも馬鹿にならないと考えていました。

実は結構な地方に居住しておりまして、多少広めの駐車場のようなところも幾つかあるのですが、まさか50歳を過ぎた身で、無許可の広場でカウンター練習なんて訳にもいきません。

そこでネット検索でした。

「駐車場に散水してクルマへの負担を減らす」
「同乗や逆同乗走行でお手本やアドバイス、指摘を受けることが出来る」
「定期的に開催され、毎回結構な距離を走れる」

これが申し込みの決め手でした。

「なんとも昭和チックなネーミングだなぁ」というのが、正直な第一印象でした((* ´艸`)クスクス)

実際に参加してみますと、現在レースに本格シリーズ参戦されている方や、砂子塾で何年も参加のキャリアを持つ凄腕のご参加者(塾生)の方々が数多くいらっしゃったのは当初の驚きでした。

皆さんが気さくで、その参加者皆さんの車両に同乗させて頂く機会が設けられており、上手い人でもやはり積み重ねの結果から技術を得られていること、各々テーマを持って練習に取り組まれている姿にシンパシーのような喜びを感じ、アドバイスも頂いてきました。

毎回様々なクルマにも乗せて頂いてきましたし、初参加の方がほぼ毎回見受けられるのも印象的です。

また、時にはサーキット走行会の翌日にパークトレーニングを開催され、2日間連続のプログラムとして上手くなること、速くなることを学び前提で行われています。

文末となりますが、

「ここでやっていれば速くなるだろうなぁ」というのが、忌憚のないところです。

砂子塾の広場トレーニングで皆様と一緒に練習出来る事を楽しみにしております。

お目通しの程ありがとうございました。