【体験談】凄いな砂子塾!富士マルチパーパス!深く考察することができ、大変有意義でした

TVC・砂子塾生
ヒデキ還暦 様
レース下位常連組から表彰台獲得が出来るまでに上達!

【砂子塾・TVC歴】2022年の5月に初参加。
砂子塾:現在も月一回ペースで参加。
TVC:週1ペースでトレーニング中。

  

2024年2月8日富士マルチパーパス実践ミニコーストレーニングに行ってきました。あまりにも”えがった~”ので、こんないいもの独り占めはいけません。バチが当たります。

皆様にも知っていただきたく筆を下ろしました、違った筆をとりました。

富士スピードウェイのマルチパーパスって知ってます?

マルチパーパスドライビングコース(旧ドリフトコース)とは、高速コーナーとタイトコーナーを組み合わせたコースレイアウトは、ドリフト走行だけでなく各種試乗会も開催されます。

コース設計・監修は何と!土屋圭市氏が担当。

砂子塾では定期的に富士P2、P7駐車場で広場トレーニングを開催していますが、その効果に感動し、常連さんになっている方も多数いらっしゃいます。(僕も)常連さんなのでどんどん上達し、サーキットのタイムも向上(更新)される方多数!

それでも、技術が向上するほどに要求精度も高くなり、広場練習でも毎回新しい発見があります。

毎回同じ事を指摘される人もいますが(僕ね)

広場トレーニングでオーバーステア時のコントロールができるようになり恐怖感が払拭。

サーキットでも以前より踏めるようになった!

が、もう一皮剥けたい、と考える塾生(一度砂子塾に参加すると塾生になります(笑))も増えて来ました。

ドライビングの基礎は概ね理解し、低速でのスキッドコントロールもそこそこ出来るようになった。

サーキットのラップタイムもどんどん上達、、、したけれど、最近は少し停滞気味、、な貴方!

何が悪いのか? わからないですよね?
どうしたら良いのか? わからないですよね?
わからないでしょ?(決めつけるw)

わかっていたら停滞しませんからね。で、ここからが本題(長げーなw)

今回の富士マルチパーパス実践ミニコーストレーニングについて、何が良いのか?

まずは少人数制。今回はなんと10人限定!で、講師2人!
でもって、一度に走行する台数2~3台
もうね、全部見られてますからね、覚悟してください。(笑)

P2、P7の広場練習は、色々な挙動を自ら起こし、それに慣れる!
その為にとにかくマイルを稼ぐ!(走行距離を多くする)という考え方ですが、今回のマルチパーパスはちと違います。

じっくり聞いたろう、的なw

サーキットでサル走りしているあなた、どこのコーナーでどんな操作をし、その結果どうなったか、覚えてる?
ただ漫然と走っていませんか?(僕ね)

データロガーとビデオで記録しているから大丈夫!
って本当?

ロガーみて動画見ても、そのときどういうプランで、どういう操作をして、結果どうなって、その瞬間にそれに対してどう思ったか?
なんてまるで覚えてないです、僕

今回のマルチパーパスコースは、まず1セッション3分走行。
3分ならあらゆる事を直ぐに忘れる能力を持つ私でも覚えらます。

そして、データロガーを全員用意しています、(お持ちでない方は貸してもらえます)
流石に最初に一発目での評価はアレなので、3分を2本走ります。

次に講師の先生(砂子塾長、東風谷事務局長)が自分の車を運転してくれます。

このとき、自分も助手席に乗って、講師のドライビング「ホントに上手いんか?」的に監視してもよいですし講師にお任せして(自分が乗ると重くなりますからね)純粋な比較データ取りをしてもOK。

※砂子塾のよいとろこは、参加者の意見も取り入れながら臨機応変に対応して頂けるところにもあります。大概の事は受け入れてもらえるでしょう。(笑)

で3分と短いようですが、8周くらいはできます。1回目まずは色々試してみます

次の3分、最後の数周は一旦走り方をある程度固定します。
色々変えると振り返った時に分かりずらいですから。(私の場合)

そして、次に講師がドライブした直後、ミーティングルームに直行!(連行?w)
速攻でロガーからデータを読み出し、自分と講師データとを比較します。

タイムのみならず、走行ライン、加減速カーブが一目瞭然となります。
ここで、講師の波形と重なる、タイムも勝っている、という人はいません。そういう人はここには来ません(笑)

重要なのは、短いコースでコーナー数も少ない、ところを数周した直後にデータとして見ることができる。
私のようにすぐに忘れるニワトリ脳でも流石に覚えていられます。

プロに対しどういう波形なのか。突っ込みすぎなのか、早踏みなのか、先ほど迷いながらも走行したが、

えー! こんなに突っ込んでたの?僕。 とか
えー! こんなに減速してたの?僕。とか
おー、ここは勝ってるぞ!とか(なかったけどw)

今走ってきたデータなので生々しく思い起こす事が可能!

しかも! しかも(2度言う)講師は貴方の運転を見ています。見ないで!と言っても見ています。
もうね、ロガー見なくてもあなたの運転について指摘してくれますよw

〇〇さんはね、こことここは突っ込みすぎ。
突っ込んでコントロール出来ているならよいが、結果強いブレーキとなり前荷重が過剰、後ろが抜けすぎ、挙動が乱れるため、必要以上に減速するまで次の操作に入れなくなっている。

結果、止めすぎとなりタイヤのグリップを余らした状態でのコーナリングになっている。
かと思えば、もっと速い速度で進入していけるのに、コーナーの手前=減速必要、と思い込みなのか同じ挙動を繰り返している。

目標はタイヤの性能を使い切ることなのに、ずっとグリップを余らした状態で変えようとしていない。とか。
いやいや、そんなことねーよ!と言っても(言わないけど)データロガーに証拠がのこっていますからね。

で、折角データがあるので(笑)、じっくり、一つ一つのコーナーについて、分析、意見交換が行われます。
ここは十分納得いくまでお話できます。(といっても限度はあるでしょうw

また塾生同志でもここはどうだ、こうだと意見交換しながら新たな発見があったりします。
シンプルなコースですが、逆回りも行い、そうすると全く違ったコースとなり大変面白いです。

そして、再び走行。
修正すべきポイントが明確になっているので、練習にも身が入ります!そして、又データで比較。

修正できているのか?出来なかったのか?
出来ないところはどこ? それはなぜ? どうしたらそれは改善できるのか?

まで、納得できるまで話合いを続けます。

私の場合は、走行データは結果的には改善はしたものの、自分の理想とは大きく乖離するものでした。
が、それを可視化し、以前から直せていない点など、改めてなぜそれが改善されないのか?

深く考察することができ、大変有意義でした。

私、2018年からレースに出ていますが(一応JAF戦)、2018~2021までは概ねビリ~下位グループ
2022から砂子塾とTVCにお世話になり、すぐに入賞できるようになりました。ホントです。

で2023年、表彰台2回、ポールポジション1回!
という、嘘みたいな結果です。

(ビズリーチ風に)凄いな砂子塾! 

さあ、参加を悩んでいるあなた! 
一緒に練習しましょう!