鈴鹿を貸し切る理由。|砂子塾鈴鹿プレミアムレッスン開催レポート

8月6日、鈴鹿サーキットにて「砂子塾 鈴鹿プレミアムレッスン」を開催しました。

ありがたい事に募集枠は満員。

真夏の鈴鹿に集まっていただいた皆様、本当にありがとうございました。

走行中にはクラッシュもありましたが、幸い大きな怪我はなく、最後は皆さんそれぞれ自宅へ帰ることができました。

サーキットでのイベントを主催する以上、最後にそこまで確認できて、ようやく一日が終わったと感じます。

鈴鹿を占有するということ

開催を決断した4月から約4か月。

鈴鹿サーキットを占有してイベントを開催するということは、「やってみよう」では済まない世界です。

開催を決めた瞬間から大きな責任が生まれ、「本当に皆さんに選んでいただけるだろうか」というプレッシャーで、正直、胃が痛い日も少なくありませんでした。

それでも、鈴鹿でやるなら貸切にこだわりたい理由があります。

ただ鈴鹿を走ってもらうだけではなく、しっかり走り込み、学ぶための環境を作りたい。

それが今回のプレミアムレッスンです。

走るだけでは終わらない2時間

今回は鈴鹿フルコースを2時間占有。

台数を限定しているため、一般的な走行会とは違い、コース上にも余裕があります。

参加者塾生からも、

「集中して走り込むことができた」

という声をいただきました。

そして、走るだけではありません。

プロドライバーが参加者のクルマを運転し、その助手席に乗ってもらいます。

ステアリングを切るタイミングやブレーキだけではなく、クルマにどう荷重を乗せ、どう動かしているのか。

プロの荷重移動を助手席で目の当たりにする。

自分のクルマだからこそ、その違いはより分かりやすくなります。

感覚だけではなく、データでも見る

走行後にはデータも確認します。

自分の走りとプロの走りを可視化すると、同乗で感じた違いが数字として見えてきます。

そして、そのデータを見ながらプロと話す。

「どこが違うのか」だけではなく、「なぜ違うのか」。

この時間が有意義だったという声もいただきました。

助手席で感じる。
自分で走る。
データで確認する。
プロと話す。
そして、もう一度走る。

今回の鈴鹿プレミアムで大切にしたかったのは、この繰り返しです。

初めての鈴鹿でも怖くなかった

今回、鈴鹿を初めて走る方もいました。

鈴鹿は速度域も高く、初めて走るには決して簡単なコースではありません。

それでも、

「周りが砂子塾のメンバーなので、コース上のマナーが良く、初めてでも怖くなかった」

という声がありました。

これは主催者として、とても嬉しい言葉でした。

速く走ることだけではなく、お互いを尊重して走る。

普段の広場トレーニングTime Referenceから一緒に練習している皆さんだからこそ作れる環境なのかもしれません。

2本目は、その場で走行方法を変更

午後の2本目では、走行開始後の状況を見て進行方法を変更しました。

BMW M2やGT-Rなど速度域の高い車両をグループA。

86やロードスターなどをグループBへ。

速度差のある車両を分け、それぞれ計測2周ずつ、さらに台数を絞った状態で走行してもらいました。

前後のクルマを気にする時間を減らして、自分の走りに集中するためです。

当日の状況を見ながら急遽変更した進行でしたが、これも参加者の皆さんから好評でした。

貸切だから自由に走れる。

それだけではなく、

その日の参加者、その日の車両、その日の状況に合わせて、より良い練習環境へ変えられる。

これも占有走行の大きな価値だと改めて感じました。

鈴鹿を貸し切る理由

鈴鹿を走るだけなら、他にも方法はあります。

それでも砂子塾が鈴鹿を占有するのは、

鈴鹿を走る機会だけではなく、鈴鹿で学べる環境を作りたいから。

今回の開催を終えて、その意味が以前よりはっきりしました。

そして、

「また参加したい」

その一言が、開催を決めてからの4か月間のプレッシャーを忘れさせてくれる、何よりの励みになりました。

まずは年2回の定例開催を目標に。

これからも鈴鹿サーキットで、安心して走り込み、しっかり学べる一日を作っていきたいと思います。

ご参加いただいた皆様。

砂子塾長、阪口良平選手。

そして鈴鹿サーキットをはじめ、開催にご協力いただいたすべての皆様。

本当にありがとうございました。

また鈴鹿でお会いしましょう。