タイヤは最後に滑る?― その原因は、もっと手前にある。砂子塾広場トレーニングのススメ。

「急に滑った。」

オイルに乗ったり、突然の雨だったりと本当に急に滑る場面もあります。

ただ、多くの場合、タイヤは限界の前に様々なシグナルを出しています。

少し曲がらなくなってきたり、少しリアが動き始めたり。

ほんのわずかな変化ですが、そこには多くの情報があります。

運転が安定している人ほど、その小さな変化に敏感です。

滑ってから対処するのではなく、滑る前の変化を感じ取っています。

タイヤは最後に滑る。

でも、その原因はもっと手前にある。

ブレーキの抜き方だったのかもしれません。

ステアリングの切り方だったのかもしれません。

アクセルを開けるタイミングだったのかもしれません。

滑ったのは結果であって、タイヤだけが原因ではないことも少なくありません。

人は、見えないものを怖いと感じます。

タイヤの限界も同じです。

タイヤが出しているシグナルが感じ取れない。

だから限界域まで攻めきれない、或いは攻めすぎてミスを犯す。

そして、先が読めないから怖いのです。

私たちが広場トレーニングを続けている理由も、ここにあります。

広場トレーニングは、車を滑らせる練習だけではありません。

タイヤが出しているシグナルを、安全な環境で学ぶ練習です。

タイヤの変化が少しずつ理解すると、不思議と運転の怖さは減っていきます。

速く走るためだけではありません。

車を壊さないためにも。

安全に長くモータースポーツを楽しむためにも。

タイヤの状況を知ることは、大切な技術だと私たちは考えています。

毎月欠かさず練習を積めば誰でも理解出来るはずです。

モータースポーツは道具を使うスポーツだから。

広場トレーニングからサーキットへ繋がる練習を。

7月は広場トレーニングと富士ドリフトパークでサーキットに近いメンタルで練習する機会もあります。

そして8/6(木)砂子塾初の鈴鹿サーキットフルコース占有へ。