【砂子塾事務局長論】「Track Referenceって、参加しても良いんですか?」

今日、富士スピードウェイのスポーツ走行で、久しぶりに以前参加してくれていた塾生と会いました。
そこで話をしていた時に聞かれた一言。
「Track Referenceって、参加しても良いんですか?」
もちろんです(笑)
むしろ、ぜひ参加してください。
でも、この一言を聞いてちょっと考えました。
もしかしてTrack Referenceって、参加するのにハードルがあるように見えているのかな?と。
「中間テスト」って名前が悪かったかなと…(笑)
Track Referenceを始めた時から、僕らはこれを「中間テスト」と呼んできました。
広場トレーニングで練習したことを、実際のサーキットでどこまで出来るのか確認する。
そして僕らの走りと比較して、
どこで差がついているのか。
何が出来ていて、何がまだ出来ていないのか。
それを確認して、次の練習につなげる。
そんな意味で「中間テスト」と呼んでいます。
ただ、
「テスト」
「基準タイムとの比較」
「データ解析」
なんて言葉を並べてきたので、
ある程度速くないと参加できないんじゃないか?
と思わせてしまっていたのかもしれません。
だとしたら、こちらの伝え方にも問題がありますね(笑)
Track Referenceは、速い人だけのためのトレーニングではありません。
むしろ、
広場で練習してきて、そろそろサーキットを走ってみたい。
サーキットは走っているけど、自分の走り方が合っているのか分からない。
タイムは出るようになったけど、次に何を練習すればいいのか分からない。
そんな時に使ってほしいと思っています。
速くなってから参加するのではなく、速くなる過程で参加する。
そのためのTrack Referenceです。
タイム差は「評価」ではなく現在地

Track Referenceでは、僕らが実際に参加者のクルマを運転して、基準となるタイムを作ることがあります。
当然、タイム差が出ます。
でも、その差を見て、
「3秒遅いからダメ」
という話をしたいわけではありません。
大事なのは、その3秒がどこで生まれているのか。
ブレーキングなのか。
コーナーへの入り方なのか。
アクセルを開けるタイミングなのか。
それとも、一つひとつは出来ているけど、毎周同じように出来ていないのか。
タイム差は、今の自分の現在地を知るための材料です。
先日の富士でも、参加者と僕のタイムには差がありました。
でもデータを見ると、1コーナーのボトムスピードはほぼ同じ。
広場から繰り返し練習してきたことが、ちゃんとサーキットでも出来るようになってきていました。
タイムだけ見ていたら、それには気づかないかもしれません。
走って、確認して、また走る
Track Referenceでやりたいことは、実はそんなに難しいことではありません。
走る。
確認する。
修正する。
もう一度走る。
これだけです。
ただ、自分一人でスポーツ走行をしていると、
「今の何が良かったんだろう?」
「なんで今の周だけ速かったんだろう?」
「次は何を変えればいいんだろう?」
となることがあります。
そこを僕らと一緒に整理する。
ロガーを使うこともあります。
実際の走りを見たり、必要に応じて基準となる走行と比較することもあります。
でも、データを見ること自体が目的ではありません。
次の走行で何をするのかを分かってから、もう一度コースへ出る。
そこが一番大事です。
「参加しても良いですか?」と言われて気づいたこと
今回、
「Track Referenceって、参加しても良いんですか?」
と聞かれて、初めて気づきました。
もちろん参加して大丈夫です(笑)
でも、そう聞かれるということは、
「TRは誰でも申し込めるもの」
ということが、ちゃんと伝わっていなかったんだと思います。
こちらから声を掛けられた人だけが参加するものでもありません。
ある程度速くなってから参加するものでもありません。
むしろ、
「今の自分って、どのくらいなんだろう?」
と思った時に使ってもらいたいのがTrack Referenceです。
広場で練習して、サーキットで確認する。
そこで見つかった課題を、また広場や次の走行で練習する。
その繰り返しです。
参加する日程や走行クラスが分からなければ、これまでのサーキット経験やベストタイムを教えてください。
こちらで一緒に考えます。
これからは
「TR、参加しても良いですか?」ではなく、
「次いつやってます?」とお問合せいただけるようにこちらも頑張ります(笑)
お待ちしています👌


