【Time Reference】タイム差は、成長過程の自分の現在地。

本日のTrack Referenceは、NDロードスター2台でのトレーニングでした。

朝は雨。

そこから徐々に路面が乾いていき、ウェットからドライまで、一日の中で大きくコンディションが変化しました。

こういう日は難しさもありますが、路面状況によってクルマの動きや操作がどう変わるのかを体感できる、貴重な練習になります。

そして今回は、参加車両のうち1台で僕も計測走行。

ドライになったところで3アタックして、

2分16秒171
2分15秒155
2分15秒320

という結果でした。

ベストタイムだけを見るのではなく、近いタイムを続けて出せていることも、TRで基準を作るうえでは大切だと思っています。

タイム差を見るだけでは終わらない

その後、参加者の走行データと僕のデータをデジスパイスで比較します。

見るのは単純に、

「何秒速い」
「何秒遅い」

ということだけではありません。

その差が、どこで、なぜ生まれているのか。

そしてもうひとつ。

以前と比べて、どこが出来るようになったのか。

ここも大切です。

1コーナーのボトムスピードが同じ!

今回、データを重ねて最初に目についたのが1コーナーでした。

僕の走行データと比較すると、1コーナーのボトムスピードはほぼ同じ。

これは素直に嬉しいところです。

これまで繰り返してきた練習が、少しずつ走りに表れてきています。

タイム比較というと、どうしても「どこで遅れているのか」に目が行きがちです。

でも、出来ていないところを探すだけがTRではありません。

以前できなかったことが、今は出来るようになっている。

それを感覚だけではなく、データでも確認できる。

これも日々練習を続けている成果だと思います。

では、残っている差はどこにあるのか

もちろん、一周全体を見ればまだ差はあります。

ただ、データを重ねてみると、一つのコーナーだけで大きく失っているわけではありません。

僕のデータとかなり近い区間もあれば、少しずつ差が積み重なっている区間もある。

一周のタイムだけを見て、

「もっと速く走らなきゃ」

では、次に何をすればいいのか分かりません。

どこは出来ているのか。
どこにまだ差があるのか。
その差を縮めるために、次は何を練習するのか。

そこを整理して、また走る。

そして次のTRで、前回から何が変わったのかをもう一度確認する。

タイム差は現在地。

そこから何を詰めれば縮まるのか。
それを毎回確認していくのもTRです。

そして現在地を見るということは、足りないところだけではなく、これまでの練習で身についたものを確認することでもあります。

雨からドライまで。

今日も内容の濃いTrack Referenceになりました。

ご参加ありがとうございました!