【砂子塾事務局長論】「走れる雨」と「やめた方がいい雨」

雨のサーキット走行…「まだ走るか、ここでやめるか」

今日は鈴鹿サーキットで同乗トレーニング。

2台の塾生と共にCCMC走行会に参加してきました。

この日は走り出しから雨が降り出し路面状況は悪化する状況。
走行枠は2時間あり、前半はウェットコンディションの中でしっかり走ることができました。

塾生を助手席に乗せて、実際に雨の鈴鹿を走りながらレッスン。

雨の日はどこを見て、何に気をつけて走るのか。

アクセルやブレーキ、ステアリング操作はもちろんですが、電子制御をどう使うのか、雨の日にどんな心構えで走るのか。

こういうことは、実際に助手席に乗ってもらい、走りながら伝えられることがたくさんあります。

後半、雨量が増えてきました

2時間の走行枠の後半になると、徐々に雨量が増えてきました。

そこで出てくるのが、

「まだ走るのか。それとも、ここでやめるのか。」

という判断です。

せっかく鈴鹿まで来た。
まだ走行時間も残っている。

参加する側なら、

「ゆっくり走れば大丈夫かな」
「せっかくだから、もう少し走りたい」

と思うのも当然だと思います。

でも、その時の雨量やコースの状況を見て、僕は「今は出ない方がいい」と判断しました。

走り方を教えるだけじゃない

今日改めて思ったのは、インストラクターが帯同する意味は、走り方を教えることだけではないということ。

「この状況なら走れる」

「ここまで雨量が増えたらやめる」

「走行中にこの状態になったらピットへ戻ってきてほしい」

そういう判断基準を、走る前に伝えておくこともできます。

一人でサーキットを楽しむのも、もちろん楽しい。

自分で考えて、自分で判断することも大切です。

でもトレーニングとして一緒に来ているのであれば、その判断まで参加者一人に任せる必要はない。

僕らインストラクターが状況を見て判断する。

それもクラッシュを未然に防ぐ一つの方法なんだと、今日改めて感じました。

雨だから走らない、ではありません

もちろん、雨だから走らないという話ではありません。

今日も前半はウェットの鈴鹿をしっかり走りました。

むしろ雨だからこそ分かること、練習できることもたくさんあります。

ただ、同じ雨でもコンディションは刻々と変わります。

走れると判断した時は走る。
リスクが大きくなったと判断したらやめる。

速く走るための技術だけではなく、こういう判断も含めてサーキット走行だと思っています。

今日の同乗トレーニングは、走り方だけではなく、そんなことまで一緒に経験できた一日になりました。

ご参加いただいた2名の皆さま、ありがとうございました。