【砂子塾事務局長論】練習は、忘れる前にもう一度。

練習しても忘れるんです…これ私のことです…

砂子塾の広場トレーニングを一日やっていると、

朝はなかなか出来なかったことが、
午後になると出来るようになってくる。

そんな場面をよく見ます。

オーバーステアの対処だったり、
ブレーキの踏み方、離し方だったり。

何度も繰り返しているうちに、少しずつ操作が合ってくる。

本人も、

「分かってきました」
「出来るようになってきました」

となる。

もちろん、それは大きな一歩です。

でも僕らから見ると、

「出来るようになった」ではなく、まずは「今日は出来た」。

ここからが結構大事だと思っています。

人間、意外と忘れます。

頭では覚えているんです。

「あの時こうやった」
「こういう時はこう操作する」

でも、次にクルマに乗った時に同じように出来るかというと、そう簡単ではありません。

特に普段の運転では使わないような操作ほど、間隔が空けば感覚は薄れていきます。

だから砂子塾では、広場で同じことを何度も繰り返します。

一回成功したら次へ、ではありません。

もう一回。
もう一回。

速度を変えてみたり、進入の仕方を変えてみたり。

それでも同じように操作できるところまで繰り返す。

地味です(笑)

でも、この繰り返しが結局一番効くと思っています。

そして次は、違う場所で出来るか。

広場トレーニングで出来た。

では、速度域が上がったら?

サーキットへ行ったら?

前にクルマがいたら?

少し怖いと感じる状況になったら?

条件が変わっても同じように操作できるのか。

ここまで試していくと、広場で練習している意味もだんだん見えてきます。

だから砂子塾では、

広場 → Track Reference → サーキット

と、場所を変えながら確認していく機会を作っています。

広場トレーニングで出来たことが、速度域が上がっても出来るのか。

出来なければ、また広場に戻ればいい。

僕自身もレースをやっていて、結局これの繰り返しです。

上手くいかない時だけ練習するわけではありません。

むしろ最近思うのは、

調子が良い時こそ、もう一度やっておく。

これも大切なんじゃないかと。

出来た感覚が残っているうちに、もう一度やる。

そこで同じように出来れば、少しずつ自分の操作になっていきます。

練習は、出来ないことを出来るようにするだけではなく、

出来たことを、いつでも出来るようにする時間。

砂子塾の広場トレーニングは、そんな場所でありたいと思っています。

9月も広場トレーニングを開催します。

9/15(火)富士P7駐車場ブレーキング&スライドトレーニング
9/16(水)富士P2オーバーステア特訓

9/15は通常のオーバーステアトレーニングに加えて、「ブレーキを踏む・離す」という基本操作も練習します。

平日開催ということもあり、今のところまだ参加枠には余裕があります。

前回出来たことを忘れる前に、もう一度。

もちろん初参加の方は、まず最初の「出来た」を作りに来てください。

10月の広場トレーニングも募集を開始しています。

一度出来ても、出来るようになったとは限りません。

だから、また練習しましょう。