【体験談】砂子塾鈴鹿(SUGOもあるよ)遠征トレーニング!

砂子塾歴:4年
TVC歴:1年
広場トレーニング後のサーキットは怖くない!楽しいへ♪
真夏の鈴鹿サーキットを走ってきました。クルマはいつものフェアレディZ(Z34)。
恒例の走行会に砂子塾のサーキットレッスンが片乗りしたところへ、塾生としてエントリー、ちなみにライセンス持ってなくてもオーケー!天気は晴れ、とにかく暑い。だけど、F1とかSuper GTとかも走っている、あのSUZUKAをドライで走れるのだから、グー!

真夏ということもあって参加台数はわずか20台、うち塾生は2台。2時間の走行会だけど、ほぼ毎周クリアラップ。だから、とっても気持ちよく走ることができ、スポーツドライビングの上達には絶好のチャンス。
で、気になるラップタイムは2分34秒21。このラップタイムが速いのか遅いのかって、それは砂子塾長のラップタイムと比較してみるべし。塾長@Z34のタイムは、2分33秒40、その差0.81秒! んー、どこが遅かったのか、いざ解析!
今回は、慣熟走行3周のあと、計測3周でピットイン。このときのベストは2分36秒16、自分ではまずまずかなと思いきや、そのあと砂子塾長のドライビングでは、なんと計測1周にもかかわらず2分33秒40、その差2秒76、やっぱり速い!
この差は、東京バーチャルサーキット(TVC)でトレーニングしているときのタイム差とほぼ同じ。ということは、ポジティブ思考でいけば、TVCトレーニングの成果が出ているなと、ここで攻める気持ちが緩んでしまってもよさそうなものの、その緩みかけた気持ちを押し戻すように、塾長ドライブの助手席に乗り込み同乗走行スタート!

この走行会の嬉しいところのひとつはプロドライバーの同乗走行ができるところ、今回はその恩恵をたんまり。それは東コースでは、2コーナーからS字、逆バンクまでと、西コースではスプーンカーブで、いわゆるお尻から感じとれるニュルニュルするあのスキッド率の違い、やっぱり同乗走行ってすばらしい。
視覚からだと、頭で記憶してそれを解析して・・・、とやるから自分のものになるまで時間が掛かってしまうけど、視覚と体感センサからインプットされる同乗走行は速効力がある感じ。日頃から塾長曰く「助手席に乗っていても加減速Gやスキッド率のセンサ感度を高めることができ、走行マイルを稼ぐことができる」と、まさにそんな感じ。
同乗走行からピットに戻ったあとも、東風谷事務局長からデジスパイスのロギングデータをみながら改善すべき走り方をレクチャー、これでスポーツドラインビングの「記憶」→「解析」→「プラン」もできたので、あとはコースインしてタイムアップを目指すのみ。

その結果、1秒95アップの2分34秒21。まだ塾長と0.81秒差はあるものの、昨夏のベストラップを更新できたし、チェッカーフラッグも出たことだし、さらなる高みは来シーズンの鈴鹿遠征で!
きょうのスポーツドライビングを振り返ってみると、科学者の世界では「準備ができている人のところに成功がやってくる」ということをよく聞きますが、スポーツドライビングでも同じなんだろうと。
それは、広場トレーニング、TVC、そして鈴鹿サーキットや富士スピードウェイなどで走ること、つまり基礎トレーニング、シミュレーション、応用トレーニングを上手に組み合わせてスポーツドライビングを相乗的に練習してきたのがよかったのだと実感できました!
帰路の前に鈴鹿の隠れた名店で地の美味しいものを満喫し鈴鹿遠征は無事に楽しく終わりました!
最後に、来シーズンも鈴鹿遠征【SUGOもあるよ】に参加したい!
<クルマ諸元>
ニッサン フェアレディZ(6MT)
型式:Z34
年式:2012年
走行距離:16.7万キロ
エンジン:VQ37VHR、NISMOスポーツリセッティングECM
駆動系:NISMOスーパーカッパーツインプレートクラッチ、NISMO LSD(2way、ファイナル3.692)
制動系:アクレ700Cパッド、エンドレスEスリットローター、純正キャリパー(曙ブレーキ)
冷却系:エンジンオイルクーラー、デフクーラー、パワステクーラー
サスペンション:NISMO S-tuneサスペンション
タイヤ:ヨコハマアドバンA052 F:R:265/40R18